いきなりですが、大手コンサルファームに在籍していたメンバーの中では、学歴最弱、リアルにワースト10に入っているのではないでしょうか？

そんな学歴最弱の私が、転職のリミットと言われることもある35歳でコンサル未経験で転職し、シニアコンサルタントからマネージャー、そしてシニアマネージャーになるまでの軌跡を、自身の独断と偏見に基づき、可能な限り具体的に記載しています。

これからコンサルを目指そうとしている人、コンサルに転職した元事業会社の人、事業会社出身のコンサルを上司や部下に持つ事業会社勤務経験のないコンサルタントの方、、コンサルファームへの転職を勧める転職エージェントの方、またもしかしたら、コンサルタントがいるご家族にとって、本書を読んだ直後から活用できる考え方やマインドセットも含まれていると思います。

かつてのコンサルタントとは違い、コンサルのサラリーマン化という時代になり、ＡＩの台頭で、サラリーマン的コンサルタントは価値がないのでは？という時代になってきています。

それでもなくなる事はない業種ですし、そこに居続けなければならない事情がある人もいることでしょう。

読んで頂ければわかると思います。本当に特別なスキルがあるわけでもなければ、大学には大変申し訳ありませんが、自慢できる程の偏差値ではないです。当然私よりも優秀な人は多くいますし、実際素晴らしい事をやられている方も多いです。

そんな私を「普通の人」と定義するなら、月並みですが普通の人でも頑張ればここまではできる、毎日楽しく過ごせている。という意味で本当に参考にできる本の一冊です。

独断と偏見で書かれています。「私はそうは思わない」と感じられる記載も多いでしょう。それでいいと思います。私のような考えをする人も一定数いるんだ、という事を知って頂くだけできっと何かプラスになると信じています。

内藤 健司